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埼玉県で唯一の「村」となっている、東秩父村にある、大きな和菓子屋さんです。
東秩父村、「安戸(やすど)」の交差点を、寄居方面をみて右折すると、そのお店があります。和菓子屋さんというよりも、まるで大きな旅館のような店構えで、なかなか迫力があります。

それもそのはず、創業は1791年(寛政3年)で、江戸時代中期から続く由緒正しい和菓子屋さんなんです。現在のご主人は10代目で、息子さんは11代目だそうです。

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サイクリストが立ち寄ることを想定しているため、サイクルラックもあります。このあたりのお店はサイクリストに優しい~!

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店内には所狭しとお菓子が売られています。落ち着いた雰囲気のお店ですね。

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また、カウンターには贈答用和菓子が展示されています。ここでは昔懐かしい味わいの「つる」というお菓子が有名。味はふんわりとした黒糖かりんとうのような、不思議な味わいです。
ほかにも、季節のお菓子が販売されています。(春限定の桜もちが美味しかった~~!)

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それと同じぐらい人気があるのが、有名和菓子「生クリーム大福」です。その名の通り、大福の中に生クリームを入れた、和洋折衷(わようせっちゅう)なお菓子ですね。

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生クリーム大福は1つ125円。ひとつひとつがボリュームあるので、おやつ用には2つぐらいで満足します。
なお、冷凍状態で販売されているため、食べるには解凍を待ちます。夏場は少し早めに食べてしまうことで、冷たくて美味しい大福を味わえます~。

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生クリーム大福は、アイスクリームケースの中に入っています。そこからトングで好きなぶんだけ取り出して購入する、まるでバイキングを楽しめるような方式。

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サイクリストが足を運ぶと、背中のポケットに入れることを想定して、ビニール袋に入れてくれます。万が一の際も、中身がサイクルジャージに付かなくて嬉しい限り!(この購入した大福を入れたまま、炎天下の中、さらにうっかりiPhoneを入れて大福を大破させちゃいました…が、ビニール袋でジャージは大丈夫でした。…大福は頑張って食べました)

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店内の、「ふれあいギャラリー」や各種賞を展示しているスペースで、休憩もできます。
また、店内に入ると「お茶どうぞ」と、美味しいお茶を入れてくださいます。本当にありがとうございます。
(夏場は冷たいお茶、冬場は熱いお茶がでてきました)


定峰峠をおりて、「さぁ帰るぞ」というときにお土産として「生クリーム大福」を買うもよし、定峰峠に向かう前に、山頂のおやつとして買うもよし、おもてなしの嬉しい和菓子屋さんです。
東秩父村にサイクリングしたら、ちょっと寄ってみたいお店ですね!
(なお、小川町にも2店舗あります)

和菓子の小松屋本店
サイクルラック:あり
営業時間:8:30~18:00(毎週火曜日のみ17:00まで)
定休日:とくになし
店舗ホームページ:http://www.komatuyahonten.net/